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MBSD Cybersecurity challenges 2024 学生インタビュー

第9回セキュリティコンテスト 最終審査会 インタビュー🎤
最優秀賞・第2位・第3位の皆さんに受賞後の思いをお伺いしました。

2024年12月開催の最終審査会では、日本全国から一次審査を通過した上位10チームが集結しました。
同年9月に発表した課題『ASM (Attack Surface Management : 攻撃表面管理)』に対して、一次審査のレポートや最終審査のプレゼンテーションを準備してきた学生の皆さん。参加者全員が緊張の面持ちで、MBSD審査員を前に発表を行いました。
全国17校、39チームがその技術と知識を競い合った中、激戦の末、特に印象的なパフォーマンスを見せた3チームがそれぞれ「最優秀賞」「2位」「3位」に輝きました。

本コンテストの全貌はこちらからご覧いただけます。

最優秀賞【麻生使節団】麻生情報ビジネス専門学校

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初出場でいきなり最優秀賞を受賞!の新進気鋭なチーム「麻生使節団」のみなさん。見事最優秀賞の座に輝いた直後にどんな思いで受賞したかを伺ってみました!

      

―MBSD Cybersecurity Challenges2024 最優秀賞が発表された時の感想は?

「発表の前から『もしかしたら最優秀賞かもしれないな…』と思っていたので、嬉しくもありやった!という気持ちです。」

「最優秀賞もらえると自信が持てるくらいの努力をしてきたので、達成感と疲労感の両方を感じています(笑)」

「わざわざ福岡から来た甲斐がありました!」

      

―最終審査会までの間で一番大変だったことは何ですか?

「3日前から今朝ギリギリまで開発をやっていたことがとても大変でした。ただ、メンバー全員で全力を尽くせたので良かったです!」

      

―コンテスト出場に向けての準備でやってきてよかったと思うことはありますか?

「まだ何も知らなかったASMについて調べるところから始めたのですが、情報収集する方法を身に付けることができました。」

「その中でもどの情報が自分たちにとって必要なものかを見極めることがとても大変でしたが、その経験も良かったなと思います。」

「学校で学んでいる分野とは違うことを知ることができたことが良かったです。」

「ネットワークに元々興味もありましたがより深く知ることができたことです。このコンテストに参加して本当によかったなと思っています!」

―来年出場を考えている人たちへ向けてのメッセージをお願いします

「私たちは来年も参加します!皆さんもチャレンジしてみてください!」

「来年は二連覇を目指して頑張ります!」

「最優秀賞をいただいた嬉しさは、とても言葉では表せません。」

「与えられた課題を解決する中で、自分の技術力が向上していくのを感じました。ぜひ皆さんも体験してください!」


直前まで自分たちのできることはやり切るという姿勢が今回の最優秀賞に繋がったのだと、自信に満ち溢れたインタビューでした。コンテスト後すぐに福岡へ帰るというメンバー皆さんの表情も、達成感に満ち溢れていました。
「また参加したい」という我々にとってとても嬉しいお言葉もいただきました!
最優秀賞受賞、おめでとうございます!

第2位【サンギF】静岡産業技術専門学校

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昨年も出場いただきましたが惜しくも9位という悔しい結果をバネに今回メンバー新たに再出場!先生もインタビューを横で聞きながら一体感を感じる【サンギF】に入賞の感想を伺いました。

―2位入賞への率直な感想をお願いします。

「セキュリティについて学ぶ機会をもらえたことがありがたいなと思っています。今後は日本を超えて世界を超え、宇宙のセキュリティを担えるような人材になりたいです!」

「すごく嬉しい気持ちなのと、発表までの緊張が解けました。」

「昨年9位という悔しい結果をバネに努力してきたので、チーム皆と力を合わせて協力できて良かったと思います!」

「同じく、昨年の悔しい9位という結果から、何とかして受賞したいという気持ちからハッカソンなどにも積極的に参加をして、努力が実ったことが嬉しいです!また、こだわりが強い自分と一緒にここまで付き合ってくれたチームメンバーにも感謝しています。」

―前回も出場しているメンバーがいることはどうでしたか?

「経験者がいることは心強かったです。ただ、いいものを作り上げるという目標に向かっていく上では、お互いの意見をぶつけ合うことも必要だったので、メンバー全員が同じ志でやってこれたことが第2位という結果に繋がったのだと思います。」

―チームワークに関して、このチームで大変だったことや良かったことは何ですか?

「自分がチームの力になれるかどうか不安だったこともありますが、他のメンバーと積極的に情報共有したり課題を列挙して担当割を決めたりすることで乗り越えることができました。」

―大変だったことの中で強いていうとこれが大変だった!ということはありますか?

「全部大変でした(笑)でも、第2位という結果となって全て報われた気がします!」

―今後参加を考える人に向けてのメッセージをお願いします。

「昨年9位だったことがとても悔しくて悲しかったのですが、もっと前向きに次のことを考えて行動することが大事だと思います!前向きな気持ちがやる気やモチベーションを駆り立てると思うので、皆さんもぜひ前を向いて頑張ってほしいです!」


「今年は入賞するぞ!」という強い思いがチームの団結力を強くしたことが伝わってくるインタビューでした。悔しい結果も前向きにとらえて、できることはやる!という実行力が今回の入賞に結び付いたのだと思います。
2位入賞、おめでとうございます!

第3位【シン・電子遊戯部】新潟コンピュータ専門学校

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昨年から引き続き出場しているメンバーと今回新たに参加したメンバーで構成された今回のチーム。トップバッターのプレゼンテーションで緊張感が伝わりつつも独自性にこだわりを持った発表でした。

―終わってみての感想はいかがでしょうか?

「ホッとしました!ずっと気を張っていたので。。。やっと終わったなという気持ちと寂しい気持ちが五分五分です。」

「最終審査会に向けての取り組みの中でどう進めたらいいか分からないこともありましたが、一つ一つのタスクが終わるごとにASMの理解が深まっていきました。結果は悔しいですが自身の成長を感じています!」

―昨年と比較してみてどうでしたか?

「最優秀賞でなくて悔しいですが、入賞できて安心しています。
コンテストの内容としては、どこに向かっているのかが分からない迷走期間があり、今年の課題がどこまで想定が必要かなど何まですればよいかが分からず苦労しました。ですが一旦終わってホッとしています。」

―特に苦労した点は何ですか?

「課題発表後に、何から手を付けたらよいかが分からないことが一番大変でした。また、少しずつ進めていけるまでの独自性のアイディアを出すために、まずはASMを理解していくことも大変でした。」

「独自性を出すためにASMをWebで検索して載っているものをどう自分たちでアレンジしていくのかが苦労しました。」

―今後に活かせることは?

「ASMについて理解が深まったことです。知識が無いところから自分の中でかみ砕いて人へ説明もできるくらいに理解をしたことは今後に活かせると感じています。新しい知識を得てアウトプットしていくことに活かしていきたいです。」

「セキュリティは常に最先端なので、今回ASMについて理解を深めたことは、来年からセキュリティエンジニアとして様々なスキルを身に着けることに活かせると思います。」

「法令や業界ごとの制度など単にITだけの知識では難しいことが分かりました。幅広く知見を貯めていきたいと思います。」


インタビューでは、課題に対して真摯に向き合い、これまでの取り組みが自身の成長に全て繋がったのだと、今後の糧となる期間だったことが伺えました。3位入賞、おめでとうございます!

参加してくださった学生の皆さん。最終審査会当日までの約4か月間、チーム一丸となって課題に取り組み様々な困難を乗り越えて来られたと思います。まずは、本当にお疲れ様でした。

all_member

本コンテストを通じて、セキュリティの技術はもちろん、人へ伝えるプレゼンテーションや課題を解決するための多様な可能性の想定など、実務に近い経験をしていただきました。今後、セキュリティ業界で働くことがあれば(違う業界でも)実務に活かしていただけると大変嬉しく思います。
この経験が今後の人生に活きていくことを心から願っています。

改めまして、入賞された3チームのみなさん、誠におめでとうございます。